2011年8月16日火曜日

雨降りフゴッペ

 北海道に前線が張り付いている。風向きも行ったり来たりと安定しないので時折北寄りや、西寄りのもっとも吹いて欲しくない方向から風がやってきたりで、ここ2、3日は半日しか働けない、つまりツアーできないのです。BHのAKさん曰く「お盆ぼろぼろや〜」であるが、僕も来年には同じ気持ちを味わうと思う。ま、初年度はもともとお客さん少ないだろうから気がつかないかも・・・そんなわけで、今日は午後、麦の散歩時間まで少し時間があったので、前から興味のあった、余市町のフゴッペ洞窟を見学しに行ってきた。



 ここは、フゴッペ洞窟(昭和25年ごろ発見されたらしい、続縄文文化、擦文文化のお話)をすっぽりと建物で囲ってしまっているスゴイ施設なのだ。内部は撮影できないため写真はない。



 普段、海岸線で僕たちが見ている洞窟のある崖の斜面に建物が覆いかぶさるように建てられている。そして、内部は洞窟をガラスで仕切り、空調を完備させて、刻画が痛まないように壁面を保護している。洞窟にひとが出入りしていた時代は今よりも海面が1メートルから2メートルほど上にあったらしく、その時代の風景がジオラマ化されていて、その風景が思い起こさせられた。人々は狩りや漁を山や海に出て行い、海には木船で出ていて、そのころの人々がパドリングの技術に長けていた事も想像させられた。
 小樽にはこのほかにも手宮洞窟もあり、この辺りには人が集っていたのだろう。歴史や文化、地科学などに興味のある人は面白いを思う。今日も一日、やりたいことをやれたが・・・もっと暑い夏が続いて欲しいです。(本州のひとゴメンナサイ)

 早く前線いなくな〜れ!!夏カムバ〜ック!!

0 件のコメント:

コメントを投稿